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2012/09/29 田植え・稲刈り体験-3で稲刈りを行いました
2012.09.29
9月29日、黄金色に輝く稲穂の稲刈りを体験しました。学校の行事と重なり参加親子は4組と少なかったのですが、スタッフも作業に参加してなんとかお昼には作業を終わることができました。来月には収穫したお米でつきたての「おもち」を食べることができます。

稲刈り
 子どもたちは初めて「鎌」を使うので心配でしたが、スタッフから刈り方を教えてもらい上手に刈ることができました。刈るのにもコツがあり、指を下にして稲を握ると簡単に刈りやすくスピードがアップしました。刈った稲は後で束ねたり、「はさがけ」しやすいように5株ずつ斜交いにして10株ひと束で同じ向きにして置いていきます。
束作り
 刈った稲は10株をひと束にして「わら」で束ねます。「わら」のまわし方や力加減が難しく、園主の篠原光則さんが何回も見本を見せてくれるのですがうまくいかず、みんな悪戦苦闘でした。光則さんのお父さんの廣一さん、お母さんの光子さんが手伝ってくれましたがまるで魔法のように束ねていました。
はさがけ
刈り取った直後の籾は水分が多くそのままにしておくと、腐ったり、変な臭いがしてお米の品質が悪くなるので乾燥させます。
束ねた稲を「はさ(稲を乾燥させる木組み)」まで大部分をトラクターで、積み残した分は何回も往復して運びました。束ねた稲は半分に分けかけていきますが、束が10株になっていなかったり、しばり方が緩くかったりとやり直しがあり、余分な作業をすることになってしまいました。
今日の稲刈りでは「3本づつ」稲を植えないと株の大きさが違うこと、刈った束の向きを同じに置かないと作業がしづらいこと、束をきちんと縛らないと「はさがけ」できないことなど、一つ一つの作業が大切なことを学びました。
りんご
作業の合間に篠原さんからもぎたてのりんごの差し入れがありました。少し甘酸っぱい「北上」という品種のりんごで疲れた体にとってもうれしい差し入れでした。
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